『アンダーグラウンド』

先日、『1Q84』BOOK3が発売され話題になってました。
私は、まだ読んでいませんが3月中旬頃 図書館で予約しました。
95番目・・・。はぁ〜 いつ読めるのかしら。


ただいまBOOK1・2を読み終えた状態。


この物語に登場する『さきがけ』という宗教団。
オウム真理教の地下鉄サリン事件後、村上春樹氏が事件の被害者にインタビューしたものが『アンダーグラウンド』。
そしてその本を出した後、オウム信者にインタビューした『約束された場所で』。
一説によると、このオウム関連の取材によって 村上氏は強く感じるものがあったそうで
遠い将来、もしかしたら題材になることもあるかも・・・とういうようなことをおっしゃっていたそう。

なので、『さきがけ』=『オウム』という訳ではないけれど 何か『さきがけ』を知る手掛かりになるかなぁと
思ったのと、『アンダーグラウンド』はとっても分厚い文庫本でちょっとやそっとじゃ読み終えないかな・・・
と魅力を感じ購入。


この本で筆者が最初に述べているんだけど、確かにその当時 事件の詳細はTVから流れてくる一方的な情報のみ。
実際にどういうことが起こっていたのか色々な角度からはわからなかった。

まず、この本を読んで思ったのは 被害者の多くは電車の車両の中や駅のホーム等でサリンを吸い込んだせいで
瞳孔が縮み 明るいところにいても周りがうす暗く感じたり頭が朦朧としているのに
前日ちょっと無理をしたせいかな?とか年齢のせいかな??という風にあまり自分の状態が変だと思わない。
そして、とりあえず何とか会社に出勤しようとする。勤勉な日本人ならではなのか。

被害に遭った方々の中には その日たまたまいつもより早く或いは遅く電車に乗ったため・・・という方も少なくない。
もう15年も前のことなのに 電車に乗るのが少し怖くなった。
電車(地下鉄)に乗った際、その時の情景を想像してしまうのです。


何の関わりもないのにあまりに突然犠牲になり この世から去らなければならなかった方々。
いったい何が起こっているのか きっと分からないままだったと思う。
とても苦しまれた方もいらっしゃるという。
残された家族の憤りははかり知れない。
もしも、自分が残された家族の立場だったらと置き換えると 涙が止まらなかった。
よくぞ、こんな非道なことが出来るものだと改めて怒りを覚えた。

どうしてこんなことが組織的に行われたのか・・・オウムって??
当時の記憶を思い起こしてみると よくワイドショーなどで取り上げられていたと思う。
そんなに取り上げられていたのに 事件を防ぐことはできなかった。


被害者側のインタビューを読んでいくうちに 対局側にある信者のインタビューも読みたくなった。
実行犯のインタビューは無いにせよ、組織はどのように動いていたか分かるかもしれない。

そう思い、『約束された場所で』を読んでみました。
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by breaktime0603 | 2010-04-27 16:57 | 読書
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